日焼け止めの紫外線対策成分として利用されるものには、3タイプあります。

  1. 「紫外線散乱剤」
  2. 「紫外線吸収剤」
  3. その混合タイプ

 

「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の共通すること

紫外線は光です。

光には、3つの性質があります。

  1. 透過(ガラスなんかで日射しが入ってくるのは光が透過しているということ)
  2. 吸収(黒色は光を吸収します。)→もっとも黒い物質はこんな感じで、何も見えませんね。
  3. 反射(太陽光を鏡に当てると反射します)

 

この3つのうち、われわれの体に吸収される光、反射される光、透過する光があります。

問題となるのが、「吸収」です。

お肌にそのまま紫外線を吸収してしまうことで、メラニン色素が黒化してしまい、フケやしみ、そばかすの原因となり、結果老けて見えてしまいます。

「紫外線散乱剤」も「紫外線吸収剤」もお肌に紫外線が到達する前に予防できるような仕組みになっています。

 

紫外線散乱剤とは?

紫外線散乱剤は、 紫外線散乱剤がお肌をカバーして紫外線を光の性質の一つである「反射」させることで日焼けを防ぐものです。

いうならば鏡を身に着けたように防御できるイメージです。

紫外線散乱剤の主な成分

その鏡のような役割を果たしてくれる主な成分が、酸化チタン、酸化亜鉛です。

紫外線散乱剤のメリット

一番のメリットは、紫外線吸収剤と比較してお肌への負担が少ないことです。

お肌に優しい、ノンケミカルと示してある多くの製品が紫外線散乱剤を使用しています。

紫外線散乱剤のデメリット

デメリットとしては、一般的にSPFやPAの低い日焼け止めとなります。

紫外線散乱剤の利用場面

ちょっとした買い物やゴミ出し、遊園地や保育園までの送迎、洗濯物を外干しするときなど、少ない時間しか日光を浴びない場合には、「紫外線散乱剤」を使用したタイプを使用することで、十分な紫外線対策と共にお肌への負担も考慮した日焼け対策が可能となります。

 

 

紫外線吸収剤とは?

紫外線吸収剤は、紫外線吸収剤でお肌をカバーすることで、紫外線がお肌に到達する前に吸収剤が紫外線を吸収してくれるという仕組みです。

その吸収された紫外線を含む光は熱エネルギーに変換させることで、お肌が吸収してしまうことを防ぎます。スポンジのようなイメージですが、光を熱エネルギーに変換するという過程で、特有の化学変化が引き起こされます。

紫外線吸収剤の成分

主な成分は、次のものです。

  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(別名:パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル)
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン)
  • オキシベンゾン-3(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)
  • オクチルトリアゾン
  • メトキシケイヒ酸オクチル
  • ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル

紫外線吸収剤のメリット

メリットとしては、SPFやPAの高い日焼け止めを生産することができるため、海やビーチでの遊び、長時間日射しを浴びるような環境下で日焼け対策することに向いています。

紫外線吸収剤のデメリット

デメリットとしては、光を熱エネルギーに変換するという過程で生じる化学反応の影響で、お肌への負担にもなると一昔前までは考えられていました。

近年では紫外線吸収剤も改良が進み、紫外線吸収剤でもお肌への負担が比較的軽度な高品質なものも出てきていますが、紫外線を吸収することにより酸化成分をお肌に付着させることでお肌のもつ基礎体力を低下させると考えられています。

近年では化学反応にアレルギーを持つ人のみ赤くなったり腫れたりという影響があると言われていますが、所説あり、まだ固まった考えがまとめられていないというのが現状です。

市販の安物には、安価な紫外線吸収剤が使われていることもあるため、その影響で肌会え®トラブルを起こしている可能性もあります。

紫外線吸収剤の利用場面

海、ビーチへ行くとき、長時間陽射しを浴びる環境下にいるとき、運動会、キャンプ、登山、スキー、スノーボード、外回りの営業、野外ライブ、野外イベント、その他外で基本行う仕事など

 

 

「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の特徴まとめ

タイプ日焼け止めの効果お肌への負担日焼け対策の理屈代表的な人気商品
紫外線散乱剤紫外線を反射させるつむぎ美白CCクリーム
紫外線吸収剤紫外線を吸収剤と反応させ熱エネルギーへと昇華させるBAプロテクター