白髪染めは市販or美容院?メリットとデメリット

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市販の白髪染めを利用する場合と、美容院で白髪染めする場合のメリットとデメリットを紹介します。

白髪染めは市販or美容院?

市販の白髪染めと美容院の白髪染めの違い

市販白髪染めと美容院白髪染めの違いは3つあります。

成分の違い

白髪染めにはアルカリ剤という髪の毛のキューティクルを開くための成分が含まれています。

キューテイクルを強制的に開くので髪にダメージはどうしても残ってしまいますが、一般的に美容院の方が良い成分のアルカリ剤を使用しています。

市販の安い白髪染めは髪が劇的に傷むアルカリ剤が入っている場合がありますが、今では高価格帯の通販白髪染めでは美容院レベルの良質なアルカリ剤を配合しているものもあります。

 

技術力の違い

美容師がするのか、自分がするのかという技術力に違いがでます。その技術は、カラー選定時であったり、染色時であったり、白髪染め前後のヘアケアで影響が出てきます。

自分でする場合について。
誰しも最初は初心者なので最初は下手ですが、6回くらい白髪染めを自分ですれば染色の均一感やカラー選定は問題なくなります。

白髪染め前後のヘアケアの違いは、良質なトリートメントを使うことでカバー可能です。

 

価格が違う

美容院での白髪染めは5000円~10000円程度で、月1回いくとかなり高額な金額になってしまいます。

市販の白髪染めは600円~3000円程度のため、併用するのが経済的にもおススメです。

どちらの場合でも、白髪染めでは髪にダメージが残りますので、必ずトリートメントは使用しましょう。

次に、自宅で白髪染めするか、美容院で白髪染めするか、それぞれのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

市販の白髪染めを利用するメリット

安い

自宅で市販の白髪染めを利用するメリットは、この二点になります。

美容院で使われるカラー剤よりも安いです。

安い理由としては、成分が安いものが使われている、美容師の技術料が入っていないためというのが大きな理由です。

価格帯に関しては、白髪染めの種類まとめをみてみてください。

美容院にわざわざいかなくてよい

美容院へ行く時間が取れない方も多いでしょう。

自宅の白髪染めは、自分のペースで白髪を染めることができるのがメリットです。

わざわざ美容院で待ったり、毎回2時間も時間を使われる必要がなくなるのは、人生単位で考えると大きなメリットです。

 

市販の白髪染めを利用するデメリット

髪と頭皮ダメージが大きい

市販の白髪染めは安い成分や頭皮を保護するための薬剤が入っていないため、髪とともに頭皮を傷めてしまいます。

このデメリットは大きく、白髪を染めたは良いものの、頭皮ダメージで髪がパサパサになったり、薄毛や抜け毛につながってしまったりする場合があります。

色落ちが早い

市販の白髪染めのカラー剤は染料の分子が大きく作られているので、落ちるのが早いです。

細かい分子がたくさんあって、その一部が抜けたとしても目立ちにくいのですが、分子が大きくてそれが抜け落ちると、目立ちやすいため、色落ちを早く感じます。

感覚的には1カ月持たない程度のものが多いです。

希望している色にならない

市販の白髪染めのカラー剤は、仕上がりの色や明るさが全然違います。

ヘアカラーは髪質によって変わるからです。ここが、美容師の技術料なので、これは致し方ないところです。

色むらができる

市販の白髪染めのカラー剤は、自分でやるためやはり色ムラはできてしまいます。

髪の毛の質や太さは生えている場所で変化するため、その変化に応じた染め方が必要になり技術が必要です。

次に、美容院で白髪染めするメリットとデメリットをみてみましょう。

 

美容院で白髪染めするメリット

髪と頭皮へのダメージが少ない

美容院で白髪染めするメリットで大きいのは、髪と頭皮へのダメージを少なくすることができる点です。

ヘアカラーを使用するので髪と頭皮に多少ダメージが加わってしまうことは避けられませんが、美容師がする場合、プロ用カラー剤を使用するため、ダメージが少なくなります。

アルカリ成分が髪を傷める主な原因となりますが、それがプロ用のカラー剤は少ないのです。

そして、髪や頭皮に対してダメージを最小限にするための前処理と後処理をしてくれます。

思った色になりやすい

美容院には豊富なカラー剤があります。

美容師が髪の質をみて判断してくれます。

そして、美容師によっては色を混ぜ合わせることもできます。そのため色や明るさを自由自在に操作して、希望している色になりやすいです。

色持ちが良くなる

美容院の白髪染めカラー剤の色持ちが良いのは、市販品より分子が小さいためです。分子の小さい染料をいっぱい髪に入れることで、長持ちさせることができます。

そして、染料の分子が小さいと、一部が落ちても目立ちにくいです。

また、分子が小さい分、キューティクルの開きをより小さく収めることができ、ダメージを最小限にとどめられます。

綺麗に染まる

美容師は何度も染色しているので、さすがにうまいです。

白髪をキレイに染めるのであれば、美容師の方がムラなく染める技術があります。

オシャレに染められる

ただただ染めるのではなく、ハイライトを加えたり、ローライトを加えたり、魅せる髪にしてくれるのは、美容師ならではといえます。

 

美容院で白髪染めするデメリット

全てのメリットが美容師によって台無しになる

上で紹介した全てのメリットは、美容師の質によります。

美容院に関しては正直口コミだけではわからないことも多く、実際に美容院に行って、信頼できる美容師を探すしか方法がありません。

それには、コストも時間もかかってしまい、おまけにいつ信頼できる美容師に出会えるかもわからないため、美容院難民になってしまいます。

 

通わないといけない

気分転換になるという方はいいと思いますが、当然ながら美容院に通わないといけないです。

1か月に1回のペースでいかないと、ヘアカラーの場合は新しく生えてきた白髪が目立ってしまいます。

また、美容院で白髪染めをすると、数時間取られてしまいます。働いている人にとっては、せっかくの休みの時間を大きく取られるというデメリットになります。

 

値段が高い

美容院で白髪染めすると、リタッチ根元白髪染めでだいたい2000円~3000円です。

白髪が多くて全体的に白髪染めする場合、5000円~10000円程度が相場になります。髪の長さと技術料次第で高くなります。

キレイに染まればよいのですが、美容師さん次第で明らかにおかしい色の違いが出てしまう可能性は否めません。

安い価格のお店はなおさらその可能性が高くなります。

どちらにしろ髪が傷む

美容院で白髪染めをしようが、自宅でしようが、ヘアカラーを選べば髪は傷みます。

まとめ

美容院で白髪染めする場合は、美容師の個々の技量に頼るところが大きく、技量の高い美容師は値段が1回10000円レベルとかなり高くなります。

美容院で白髪染めする場合は、信頼できる美容師さん探しが鍵となりますね。

また、自宅で白髪染めする場合でも、良質な成分配合されたヘアカラーを選んで、白髪染めの後にトリートメントなどヘアケアを行うことで髪のダメージを抑えることが可能なこともわかりました。

また、セルフで白髪染めする場合でも、回数を重ねることで技術力は上がります。

お金と時間がある場合は美容院に通えばOKですが、白髪染めは節約できる部分なので、まずは2か月に1回ペースで自宅のセルフでの白髪染めをチャレンジしてみるのもおススメです。

自宅でできる白髪染めの種類に関してはこちらも参考にしてみてください。

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