この記事は、
- 髪のパサつきを抑える方法が知りたい
- 髪をカットしても、またパサパサ髪に戻る
- パサパサ解消方法を知りたい
という方を対象にしています。
傷んだ髪をカットしても、またパサつき髪になっていきます。
「髪のパサつきは遺伝?生まれつきパサパサ髪なのかしら?」と疑問に思って悩んでいる方も多いです。
髪のパサつきを治す方法|原因からわかる15の解消方法
髪のパサつきの原因は、外的な要因と内的な要因があります。
外的な要因では、髪や頭皮自体を傷つけることによって、潤いが保てなくなって乾燥につながっています。
内的な要因としては、髪が健やかに成長するための栄養分がそもそも足りていない、もしくは届かないといった状態です。
具体的にどんな原因があるかを確認し、それぞれの原因について詳しく知るとともに、解消方法を確認しましょう。
髪のパサつき原因(1)シャンプーの選択ミス
化粧水では良質な成分を選ぶのに、シャンプーだけは安いものを使っている人も多いでしょう。
洗浄力が強すぎると、必要以上に頭皮の皮脂をそぎ落としてしまし、頭皮が乾燥します。
また、洗浄力が強いことで髪や頭皮自体を傷つけてしまう可能性もあります。
シャンプーは、高いものを選べばよいというものではありませんが、Un ami表参道店のトップスタイリストである津村佳奈さんの著書「髪が変わると顔も変わる。」で明言されている通り、「ドラッグストアのシャンプーではキレイになれない」のです。
特許取得済の小顔カット技法「ステップボーンカット」の発案者であり、世界的に活躍されている牛尾小百合さんの著書「人生を変える髪の魔法」でも髪で-10歳のキレイを保つために、シャンプーにこだわることの重要性を説いています。
さらに、日本初かつ唯一のヘアライターの佐藤友美さんの著書「女の運命は髪で変わる」では、「成分に差がつくのはトリートメントよりシャンプー」と明言しています。
頭皮に直接つけるシャンプーは、肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。
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髪のパサつき原因(2)シャンプーの仕方
頭皮に爪を立ててゴシゴシこする
髪の毛同士をスリスリとこすり合わせる
といった洗い方は、頭皮と髪を傷めてしまいます。
摩擦は髪の表面であるキューティクルを傷つけて、潤いを保持できなくなってしまいます。
シャンプーの際には頭皮マッサージをすることも重要です。
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髪のパサつき原因(3)ブラッシング
ブラッシングする場合は、絡まった髪をブラシで無理にほどこうとすると、余計な負荷がかかり、髪を傷めるだけではなく、枝毛や切れ毛につながります。
ブラッシングをすることで天然の潤い成分とも呼べる頭皮の皮脂が、毛先にまで届くようになるため、髪の毛が潤ってツヤが生まれます。
ブラシには、
- イノシシや豚毛で作られた獣毛系のブラシ
- ナイロン、ポリエチレン製のプラスチック系ブラシ
があります。
動物の毛はプラスチックに比べると高価で密度が濃いので定期的なお掃除が必要ですが、人の毛に近く静電気が起こりにくく、髪にツヤが出て何年も使えます。
イノシシの毛は、豚毛よりも水分と油分を多く含むので、髪に艶を与え、静電気も起こりにくく、キューティクルを傷つけにくいです。
また、イノシシや豚毛で作られたブラシは毛質が柔らかく、頭皮や髪の毛にダメージが少ないのが特徴です。
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髪のパサつき原因(4)タオルドライ
シャンプー後の濡れた髪は、キューティクルが開いた状態のため、とても傷つきやすい状態です。
そんな状態の髪に一番最初に接触するのがタオルドライです。
タオルドライは、繊細な状態の髪の余分な水分を取り除く行為であり、長くゴシゴシとこすると、髪に摩擦が生じて痛みます。
かといって、自然乾燥では、外気に触れているだけでも髪は傷みやすいので乾くまでの時間が長ければ長いほどその間にダメージを受けやすくなるのでおススメできません。
選ぶ基準としては、
- 吸水力が優れていること
- 余分な柔軟剤などを使用したタオルでないこと
- 柔らかなタオルであること
吸水性が優れていることは必要不可欠です。
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髪のパサつき原因(5)ドライヤー
キューティクルというのは髪が濡れていると開く性質があるため、女性の場合はドライヤーが必須です。
また、キューティクルは熱にも弱く、熱風で乾かすと傷みやすく、必要以上に乾燥します。
ドライヤーのかけ方は次の通りです。
- 低温モードを使用します。
- ドライヤーと髪の毛は15cm以上離します。
- 根元から乾かします。
- 風を散らすようにドライヤーを振りながら当てます。
- 根元が乾いたら、中間部分、毛先の順番で乾かします。
- 気持ち湿っているかな?という9割程度のところで冷風で仕上げます。
基本的にキューティクルは根元から毛先に向かっています。
そのため、根元から毛先の向かって乾かしていきます。
髪が長い方は下を向いて乾かしましょう。
痛みやすく、すぐに乾く毛先は最後です。
最近ではコラーゲンを補給サポートするドライヤーも販売されいます。
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髪のパサつき原因(6)パーマ・縮毛矯正
パーマや縮毛矯正は、コールドパーマであれ、デジタルパーマであれ、髪を傷めます。
縮毛矯正はデジタルパーマの一種です。
美容師さんの中にはパーマをしてほしいため、「今のパーマは傷まない」という話を聞く人もいるかもしれませんが、パーマの仕組みは昔から今も原理的には変化していません。
1剤で髪をアルカリ性に傾けることで、手をつないでいた髪の成分を切断し、髪を好きな形に整えて、2剤の酸性剤で中和して再度結合させることによって髪の形状を固定する方法です。
オシャレで必要な方もいますので、やめる必要はありません。
ただし、
髪のパサつき原因(7)カラー/白髪染め
何度もやる方が多いので、身をもって体感していることと思います。
一度髪のキューティクルが傷むと開きっぱなしになります。
そうすると、髪の中身の部分であるコルテックスが出てきてしまい、もう傷みの進行を止めることはできません。
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髪のパサつき原因(8)紫外線
髪は紫外線を受けると、紫外線を吸収します。
すると、毛髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化して違う物質へと変化します。
キューティクルが開き、剥がれて保湿する成分が流れ出て、髪の水分や栄養がなくなってしまいます。そして、髪のパサツキにつながります。
ヘアオイルなどで髪を紫外線から守ることも可能です。
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髪のパサつきの原因(9)栄養不足・乱れた食生活
髪も皮ふと同じで摂取した栄養分によって補修・修復されます。
改善するためには、バランスの良い食生活を心がけることです。
しかし、食生活を変えるのは簡単ではありません。
大事なのは継続することです。
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髪のパサつきの原因(10)女性ホルモンの低下
加齢によって更年期などの影響で女性ホルモンが低下し、バランスが崩れると全身の血行が悪くなり、髪に必要な成分が届かなくなります。そうすると、髪質の変化や、髪が細くなるといった問題と同時に髪の傷みが進行し、パサつきの原因になります。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンという2つの性ホルモンから成り立っています。
しかし、加齢によって、エストロゲンは減少していくことが明らかにされています。
エストロゲンは、女性らしい身体を作るためにも必要ですし、美しい髪を成長させるためにも必要であり、髪を成長させたり、増やしたりする働きがあります。
エストロゲンが減少すれば、美しいツヤのある髪を維持することができなくなり、髪のパサつきにつながっていきます。
できることとしては、女性ホルモンの乱れによって髪がパサついたり動機がした場合、焦らず自分を客観視することです。
更年期は、年を重ねれば必ずやってきます。自分だけに起こることではなく、みんな同じなのです。
事実は受け入れることが重要です。
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髪のパサつきの原因(11)不規則な生活習慣
不規則な生活は、女性ホルモンのバランスを壊してしまう原因となります。
結果は上にあげた通りとなります。
基本的には朝起きる時間とごはんを食べる時間を毎日同じにすることが重要です。
しかし、シフト制の仕事をしている場合など仕事の関係で不規則な生活になる場合、ほぼ不可能です。
その場合は半日絶食など、1日2食にするなど食べる習慣を変更することで体内時計をリセットすることができます。
食べすぎを防げる他、食事をする時間を絞ることによって、頭が冴える、体内の代謝が行われるなど良いことがいいです。
成人していないカラダにはおススメしませんが、成人すれば1日2食でも十分です。
髪のパサつきの原因(12)過度な飲酒や喫煙
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させてしまうため血液の流れが悪くなってしまいます。
タバコ1本で、25〜100mgのビタミンが失われています。
また、アルコールは、肝臓でアルコールを分解する際、アミノ酸を使用します。髪に必要なアミノ酸も同じのため、髪に回る栄養が不足します。
髪のパサつきの原因(13)運動不足
30才を超えると、いきなり太りやすくなったという経験はないでしょうか?
それは、新陳代謝が若い頃より落ちたためです。
30代後半になると新陳代謝が低下してるのが顕著になるため、実感しやすくなります。
新陳代謝は当然血の巡りにも影響し、今までよりもゆっくりとなります。
髪を成長、つくるための細胞に栄養が行き届かないため、うるおいもなくなります。
新陳代謝が低下してくると血液の流れも悪くなり髪を作っている毛母細胞に十分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
20代で約70%が人体の水分量となり、50代になると50%にまで水分量が減少します。
40代になれば体内の水分量が減少することで髪も水分量も減少し、髪のパサつきの原因となります。
年をとったら筋力が落ちる、体力が落ちるというのはある意味本当ですが、何歳からでも体力も筋力も上げることができることも本当です。
つまり、運動をすることでカラダを若く保つことも可能です。
髪のパサつきの原因(14)睡眠不足
睡眠中に分泌される成長ホルモンが髪を育むため、寝不足は髪にもよくありません。
必要な睡眠時間は人によって違いますが、1日6時間から8時間は確保したいところです。
また、少し早いですが、夜の10時から朝2時は成長ホルモンが最も分泌されるゴールデンタイムです。
その時間にできるだけ寝られるように生活を整えていきましょう。
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髪のパサつきの原因(15)ストレス
ストレスは、女性ホルモンのバランスを崩します。
- 他にも寝られなくなって寝不足になる
- 食事でストレス発散をしようとして暴飲暴食する
- 面倒に感じて運動しなくなる
など髪のパサつきに関係するすべての内的な要因と関連してきます。
それだけでなく、ストレス自体も血管を収縮させ、血流量を減らします。栄養が各部位に運ばれにくくなり、髪の毛母細胞にも必要な栄養が届きにくくなります。
そして、女性ホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンに傾きやすくなります。
ストレスの原因は本人が一番良く分かっていると思います。
それが仕事なのか、家庭なのか、育児なのか、介護なのか、人それぞれです。
まずは、自分の時間を作ることから始めましょう。
人のことを考えているからこそ、ストレスを感じることが多いでしょう。
そうすれば、徐々に心にもゆとりが出てきます。
髪のパサつきを治す方法まとめ
髪のパサつき10代、20代、30代、40代、50代・・・女性、男性関係なく悩んでいる人が多いです。
髪がパサついていると、
- 老けて見える
- 印象が悪くなる
- 魅力的に見えない
など、外見的なデメリットが多いだけでなく、
- 髪のダメージが進行する
- 薄毛、抜け毛に発展する
- 白髪が増える
などにつながる可能性があり、さらなる悪循環を引き起こしてしまいます。
髪のパサつきを治す方法としては、次の通りです。
- 成分にこだわったシャンプーを選ぶ
- シャンプーの仕方に注意する
- 正しいブラシを選んでブラッシングする
- タオルドライのための髪専用のタオルを選ぶ
- ドライヤーのやり方に注意する
- パーマや縮毛矯正は回数を減らしていく
- カラー/白髪染めはトリートメント配合のものを選ぶ
- 紫外線から保護できるように髪も紫外線ケアする
- サプリも使ったりして継続的に食習慣を改善する
- 加齢によるカラダの変化は受け入れる
- 極力規則正しい生活習慣に戻していく
- 飲酒とタバコを控えめにしていく
- 適度な運動を始める
- 睡眠時間を確保する
- ストレスがたまらないように、まずは自分へのご褒美時間を作る
参考になれば幸いです。
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